IbanezのNU TUBESCREAMERを弾いてみたレビュー!

今回はIbanezのNU TUBESCREAMERを紹介します。

通常のTubeScreamerは以前にもレビューをしたのですが(過去記事参照

今回紹介するNU TUBESCREAMERはTubeScreamerにKorgのNutubeの技術を練りこんだ商品となっています。

Nutubeとは「従来の真空管と同じく、アノード・グリッド・フィラメントの構造を持ち、完全な3 極真空管として動作し、また従来の真空管と同様、真空管特有の豊かな倍音を実現」という技術の様です。

分かりやすく言うと「チューブスクリーマーに真空管的なものを入れた」といった感じでしょうか。

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NU TUBESCREAMER

アイバニーズによると“チューブ・スクリーマーにとっても、誕生以来初めての「オーバードライブ回路の大変革」となっていて、それは従来のチューブ・スクリーマーでは「4558」というひとつのオペアンプで成し遂げていた、歪み(=オーバードライブ・サウンド)の作成とクリーン・サウンドとのミックスを、まったく異なる方法で行なう回路構成とした”のが、KORG Nutubeとのコラボレーションの最大のポイントだという。オーバードライブ・サウンドをダイオードではなく真空管=Nutubeで生み出し、そののちクリーン・サウンドとミックスしてアウトプットする方法を採用し、あたかもフル・チューブ仕様のプリアンプのようなサウンドを生み出してくれる。

ほほう、、

難しい事は置いておいて実際に弾いてみました!

通常通りのDRIVE,LEVEL,TONEに加え、歪みとクリーンとのミックス・バランスを調節できる”MIX”というノブがあります。

センター位置で従来のチューブスクリーマーとほぼ同じバランスとなり、左一杯(CL)でクリーンのみ、右一杯(OD)ではオーバードライブのみといった仕様になっています。

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このMIXがキモとなっていて「通常のチューブスクリーマーでは何か物足りない」という方にはピッタリですね。

チューブスクリーマーよりも「もっと奥からガツンと来る」という感じでしょうか。

そしてなによりローノイズです!

通常、真空管の入ったエフェクターはノイズが必然的に増えてくるイメージもあるのですが、さすが「NU TUBE」といった感じでしょうか。

本当に弾いていて気持ちのいいブースターですよ!

マーシャルで試しましたが絶妙でした。

試奏動画


仕様

○ 正真正銘の真空管が生み出す倍音豊かで表情に富んだドライブ・サウンド
○ 18Vまでの外部DC電源に対応可能(センター・マイナス)
・・・特に18V/大音量下での演奏時は、真空管ならではの豊富なヘッドルームをつぶさに体感していただけることでしょう。
○ Nutubeで作られるオーバードライブの量を調節可能な、MIXコントロール
○ 100% アナログ回路
○ 9Vアルカリ乾電池(006P)駆動可
○ トゥルー・バイパス(リレー式)
○ MADE IN JAPAN

Controls::DRIVE, TONE, LEVEL, MIX
Size (mm):71mmW x 124mmL x 53mmH
Weight:580g
Input Impedance:500k ohms
Output Impedance:300 ohms
Max. Output Level:+7dBu@DC9V, +14dBu@DC18V
Power Consumption:50mA@DC9V, 60mA@DC18V
Power Supply:9V battery (006P) x1

NU TUBESCREAMER 価格の相場は?

気になるのがNU TUBESCREAMERの価格についてですね。

NU TUBESCREAMERの新品の楽器店での価格の相場は28000円程度ですね。

楽器店での中古価格の相場は20000円程度

ヤフオクやメルカリでの取引価格相場は15000円から16000円程度

となっています。

NU TUBESCREAMERを購入する際には参考にしてみてください。

Ibanez アイバニーズとコルグのコラボレーションで生まれるリアル・チューブ・オーバードライブ・ペダル NU TUBE SCREAMER NTS

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