さて今回紹介するのはBeyond Tube Boosterというブースターですね。
Beyond Tube Boosterの特長としては真空管を採用したエフェクターです。
現在人気が出てきているようでギタリストユーチューバーなどの多く紹介しているようですね。
今回はBeyond Tube Boosterを実際に試奏する機会があったのでサウンドやレビューなど気になるところをまとめてみました。
Beyond Tube Boosterの購入を考えている方の参考になればと思います。
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Beyond Tube Booster
Beyond Tube BoosterはBeyondというブランドから販売されています。
Beyondはソニー出身のエンジニアらが設立した株式会社シングスが主催するブランドですね。
Beyond Tube Boosterが話題になったのがクラウドファンディングです。
Beyond Tube Boosterの開発にあたり資金調達のためにクラウドファンディングを行い目標金額50万円をはるかに超える400万円の資金調達に成功しています。
クラウドファンドでは176人のサポーターが参加していますね。
設計のコンセプトとしては
- Erectro-Harmonix社の真空管(12AU7 EH)を採用。
- 真空管を外装、デザイン性を損なうことなくコンパクトサイズを実現。
- ゲインコントロールとフットスイッチのみのシンプルなインターフェース。(内部コントロールにより音量・トーンのセッティング可能。)
- 音響用コンデンサ・金属皮膜抵抗等、ひとつひとつ厳選したパーツを使用。
- トゥルーバイパススイッチング方式。
- 真空管直下のLEDランプによるオンオフ表示。
エフェクターの筐体から真空管が飛び出ているのがカッコイイですよね。
LEDが真空管をカッコよく光らせている演出も機械好きにとってはたまりません。
真空管の横にはガードもついているためエフェクターボードの中で割れてしまうということもないでしょう。
Beyond Tube Booster 試奏レビュー
Beyond Tube Boosterを実際に弾いてみて感じたのがナチュラルにブーストしてくれる!ということろです。
Beyond Tube Boosterは基本的には真空管アンプをブーストすることを想定している感じがしますね。
アンプの美味しい部分をしっかりとブーストしてくれます。
通常のブースターやエフェクターではちょっと野暮ったい音になったりもするのですがBeyond Tube Boosterは割と低音がスッキリしていてミッドからハイをブーストしてくれますね。
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コントロールはゲインのみです。
ゲインを12時以降に回すとめっちゃ気持ちいい感じになりますよ。
ギターソロをずっと弾きたくなる音ですね。
もちろんうっすらかけて音に張りを出す、という使い方もできます。
こちらは未確認ですが、音量やトーンの調整は内部コントロールでも調整できるようです。
ハムバッカーやシングルコイルなどのピックアップやアンプに合わせて微調整もできるのはうれしいですね。
Beyond Tube Booster ノイズは?
Beyond Tube Boosterは商品の特性上ノイズが乗りやすいということが指摘されています。
Beyond側もこれは認めていますね。
私が弾いてみた感想としては軽めに歪ませる程度ではあまり気にならないレベルかなと思いました。
ゲインノブをある程度上げると勿論ノイズは出ます。
が、ある程度上げるということはギターソロなどの時に持ち上げたい場合が多いと思います。
フレーズを弾ているときに気になるようなノイズは特に感じられませんでした。
踏みっぱなしにするのであればゲインは低めにセッティングした方が良いかも。
私はそこまで気になりませんでしたが(勿論使用方法にもよりますが)ノイズが気になる方はノイズサプレッサーやノイズリダクションの導入も検討してみていいのかもしれませんね。
Beyond Tube Booster 試奏動画
Beyond Tube Boosterの値段や相場は?
気になるのがBeyond Tube Boosterの価格についてですね。
Beyond Tube Boosterの新品の楽器店での価格の相場は30000円程度ですね。
楽器店での中古価格は20000円程度です。
ヤフオクやメルカリでの相場は25000円から30000円といった感じですね。
Beyond Tube Boosterは出回っている数が少ないのでヤフオクやメルカリの場合逆に値段が上がってしまっている感じがします。
もちろん時期により値段の上下はあると思います。
Beyond Tube Boosterを購入する際には参考にしてみてください。
Beyond Tube Booster 仕様
サイズ:約60.5(W)×77.5(H)×102(D)mm
重量:約240g
電源:入力電圧DC9~12V(2.1mm DCジャック・センター・マイナス)
消費電流:約200mA
入出力端子:6.3mmモノラル・ジャック
生産国:日本
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