今回紹介するのは空間系エフェクターの王様ともいえるstrymonのEl Capistan(リバーブ)です。
過去にstrymon Mobius についても紹介しましたが今回はリバーブに特化したエフェクターです、
El Capistanはさすがstrymon!ともいえる高品質なリバーブですね。
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strymon El Capistan
テープエコーならではの太く、温もりのある感触
テープならではのサチュレーション、ワウ&フラッターがもたらす微妙な揺らぎ、Biasレンジによるエコーサウンドの変化……深くロックシーンに刻まれたそのミスティークなテープエコーのサウンドが蘇ります。 マグネティック・テープを超えたモンスター機、エル・キャピスタン。
UK、US & Japan madeのビンテージ・テープエコーの秀作機を徹底解析し、strymon独自のdTapeテクノロジーを開発。代表的な3種類のテープエコー・マシンのサウンドを再現。更にそれらのディメンションを超えて本機は登場しました。 他のstrymon製品同様、超高速DSPだから実現できた素晴らしいサウンドをお楽しみください。
個人的にテープエコーといえばブライアンセッツァーなのです。
リバーブというよりは音に深みというか立体感が出ますからね。
ビンテージのテープエコーはメンテナンスが大変で状態がいいものを手に入れるのは至難の業です。
タイムコントロールもEl Capistanには3種類のテープヘッド・モードが入っています。
A:ショート・ディレイ/タップテンポ:16分音符
B:ミディアム・ディレイ/タップテンポ:付点8分音符
C:ロング・ディレイ/タップテンポ: 4分音符
と3種類用意されています。
はっきりいってめちゃくちゃマニアックですよねw
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strymonの開発チームは何を考えてここまでしているのだろう、と思いますw
難しいウンチクは抜きにして使用してみた感想ですが
リバーブ、エコーマシンだけで済むエフェクターではない!
もちろん通常にリバーブ、エコーとしても抜群に音がいいのです。
温かみがあってナチュラル、音も太いです。
それこそブライアンセッツァーのようなサウンドも簡単に表現できます。
クランチ程に歪ませてズクズク弾いてたらいい感じに古臭い音になりますね。
しかしセッティングの仕方によってはスペイシーな空間サウンドやシュワシュワ系の音、効果音のような演出まで幅広く対応できます。
レコーディングでも重宝できそうですね。
試奏動画
strymon El Capistan 価格の相場は?
気になるのがstrymon El Capistanの価格についてですね。
strymon El Capistanの新品の楽器店での価格の相場は33000円から38000円程度ですね。
楽器店での中古価格の相場は26000円から28000円程度
ヤフオクやメルカリでの取引価格相場は25000円から27000円程度
といった感じですね。
時期により値段の上下はあると思います。
strymon El Capistanを購入する際には参考にしてみてください。
仕様
コントロール:TIME,TAPE AGE,REPEATS,MIX,WOW & FLUTTER,TAPEHEAD,MODE
■入力インピーダンス : 1MΩ
■出力インピーダンス : 100 Ω
■S/N比 : 115dB
■周波数特性 : 20Hz~20kHz
■最大入力レベル : +8dBu
■A/D & D/A性能 : 24bit、96kHz
■DSPパフォーマンス : 1596 Mega FLOPS
■出荷時トゥルー・バイパス (バッファードに切り替え可能)
■入力電圧 : 9VDC センターマイナス、250mA
■付属品 : 専用パワーサプライ
■サイズ : 102mm(幅)×117mm(縦)×67mm(高) ※突起部含む
■重量 : 450g
■軽量、堅牢なアルマイト処理アルミシャーシを採用
■Made in USA、正規輸入品
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