今回はレビューではなく、7月に発売される製品が気になっているのでそれを調査してみました。
最近ではエフェクトボードに収まるワイヤレスシステムが流行っていますね。
評判のいいものだとLine6のRelayシリーズやSHUREのGLXD16、audio technicaのATW-1501
そのワイヤレスに遂にBOSSからも新商品が登場します。
BOSS WL-50,WL-20ですね。
今回は発売前のBOSS WLシリーズのスペックなどを調査してみました。
スポンサードリンク
BOSS WL-50,WL-20
まず見た目はBOSSのコンパクトエフェクターと同じサイズですね!
特長としては
・コンパクト・ペダル・サイズでペダルボードへの組み込みに最適なワイヤレス・システム
・自動で最適なワイヤレス接続を確立し、セッティングの手間と時間を大幅に短縮
・BOSS が独自に開発したワイヤレス・テクノロジーにより、高音質で安定した接続を2.3ms の超低レイテンシーで実現。(伝送範囲: 20m)
・充電式バッテリーを内蔵し、最大12 時間の連続使用が可能なトランスミッター
・トランスミッターをレシーバーのドッキング・ポートに接続するだけで充電と自動ワイヤレス接続が可能
・ギター・ケーブルを使用した際の自然な音質変化を再現したケーブル・トーン・シミュレーション(LONG / SHORT / OFF の切り替え可能)
・別売のAC アダプターPSA-100S、または単三電池2 本による2 電源方式を採用したレシーバー
・AC アダプターPSA-100S 使用時には、レシーバーのDC アウト端子から別売のパラレルDC コードPCS-20A を使い、他のペダルへの電源供給が可能
なるほど。。
気になる点は伝送範囲: 20mという点とケーブル・トーン・シミュレーションですねえ。
・伝送範囲がWL-50(20m)とWL-20(15m)WL-50とWL-20の比較ですが
・ケーブル・トーン・シミュレーション
WL-50:(LONG / SHORT / OFF の切り替え可能)
WL-20:3m のケーブルを使用した際の自然な音質変化を再現したケーブル・トーン・シミュレーション
WL-20L:なし
WL-20Lの基本機能はWL-20と同じですが、ケーブル・トーン・シミュレーションが搭載されていません。そのためプリアンプを内蔵したエレクトリック・アコースティック・ギターや、アクティブ・タイプのピックアップ(電池が必要なピックアップ)を搭載したギターやベース、さらにはショルダー・キーボードやローランドのエアロフォンのように出力がライン・レベルの楽器など、ケーブルによる音質への影響がほとんどない楽器に最適化されています。また、ピックアップはパッシブ・タイプでもケーブル特有の音質変化が不要な場合にはWL-20Lを使用できます。
スポンサードリンク
なるほど。
ケーブル・トーン・シミュレーションが吉と出るか凶と出るか、、というところが分かれ目ですよね。
他社との比較
同価格帯であるLINE6の中堅機種であるG-30と、価格的にもう少し上のSHUREのGLXD16もスペックを比較してみましょう。
LINE6 Relay G30
通信形式:Line 6だけのデジタル音声通信
・周波数特性:10Hz~20kHz
・ダイナミック・レンジ:118 dB
・対応チャンネル数:6(6チャンネルの中から任意の1チャンネルを選択)
・通信範囲:見通し線で30メートル(現地の状況により変化する可能性あり)
・連続使用時間:電池2本で8時間の連続使用
BOSS WL-50
・通信範囲:20m
・ダイナミックレンジ:110dB 以上
・連続使用時間:12 時間
・最大同時使用チャンネル数:14
BOSS WL-20
・通信範囲:15m
・ダイナミックレンジ:110dB 以上
・連続使用時間:12 時間
・最大同時使用チャンネル数:14
SHURE GLXD16
・周波数特性:20Hz~20kHz
・連続使用時間:独自のリチウムイオン充電式電池で、最大16 時間連続使用
・通信範囲:到達距離は最大60m(見通し線上に配置した場合)
・ダイナミック・レンジ:120 dB
このように比較してみると、、やはり経済的に余裕があるのであればSHURE GLXD16が音質、伝達距離が一番良いような気がします。
BOSSとLINE6を比較すると価格はあまり変わらない。
その中で伝達距離が強いLINE6を取るのか、ケーブル・トーン・シミュレーションのBOSSか、、というところですね。
ここら辺は実際に試してみないと分かりませんね!
スポンサードリンク